少子化により、労働力が低下していることは以前より危惧されてきており、今もなお解消されずに今後の大きな課題となっている。
「人手不足」ではなく、「人材不足」なのだ。
10年前になるが、海外取引を開始したく、一般社団法人山形県国際経済振興機構の協力を頂きながら、中国やドイツ、カナダ、台湾との貿易取引を開始し、何度も中国やドイツ等を訪問し海外とのビジネスを展開した。
まず感じたのが、パワーである。
彼ら、彼女からの勤勉さや貪欲さを肌で実感した。
日本が外国人材を確保したい意図は、「人材」なのだ。
単純に労働者を補うのではなく、労働力を彼らから学ぶ時代に突入する時代は到来したのだ。
日本の経営者に感じてもらいたいのは、外国人材は新たな視点でワークフレームを見出してくれる人材になることである。
言葉、習慣、文化等の違和感をしっかりと受け止め、従業員や地域の方との交流を社員教育の一環となるような企業文化を作っていただきたい。