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山形県の「人口減少」に思うこと

  • amasano
  • 3月28日
  • 読了時間: 2分
山形新幹線 E8系
山形新幹線 E8系

夕方のニュースで、山形県の人口が100万人を割り込むことが報道された。

山形県のみならず、人口減少は深刻な問題であり、労働環境と労働施策の改善は喫緊の課題です。キャリアコンサルタントとして、以下の点について警鐘を鳴らしたいと思います。


1. 労働環境の現状と課題

・若年層の県外流出です。

魅力的な雇用機会の不足、賃金の低さ、キャリアアップの機会の少なさなどが、若年層の県外流出を加速させています。

特に、高度なスキルを持つ人材や、新しい産業分野での活躍を求める人材は、都市部へと流れる傾向が顕著です。

・高齢化による労働力不足

高齢化の進行に伴い、労働力不足が深刻化しています。特に、建設業や農業などの分野では、後継者不足が深刻な問題となっています。

高齢者の就労支援や、定年延長などの対策が求められます。

・女性の就労環境の改善

女性の就労率は全国平均と比較して高いものの、管理職に占める女性の割合は低い傾向にあります。

育児や介護と両立できる柔軟な働き方や、キャリアアップ支援など、女性が活躍できる環境整備が急務です。


2.キャリアコンサルタントとしてできること

・キャリア教育の推進

若年層の転職相談に来られる方に必ず質問するのですが、「キャリア教育の経験は?}と聞くと、みなさん「記憶にない」と言われます。

遅くとも、中学生から<キャリア教育>を行い、地域で働くことの意義や魅力を伝えるべきだと思います。インターンシップや企業見学などを通して、地域の企業との接点を増やすべきです。

・企業への働き方改革支援

県内企業に対して、働き方改革の必要性やメリットを伝え、具体的な取り組みを支援しましょう。従業員のキャリア開発や、多様な働き方の導入など、企業の成長に貢献するがはずです。


山形県の人口減少は、私たち一人ひとりの問題です。キャリアコンサルタントとして、地域の未来のために、できることを全力で取り組んでいきたいと思います。



私たち<ア・クリエイティブ(代表 正野晶久)>は「一人ひとりがいきいきと輝ける社会の実現」に向けて、山形県全域でキャリアカウセリングと人材紹介・転職支援を行っています。

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